2018.11.17

「日頃から気を付けたい「乾燥肌」対策」

肌は外気の影響を受けやすく、冬場は外の乾燥した空気に加え、室内のエアコンによる乾燥も肌にとっては大敵です。必要に応じて、加湿器などを使った保湿を心がけましょう。過労やストレスで自律神経が不安定になると、血行が悪くなったり、腸の働きが低下したりして、肌のトラブルを招きやすくなります。また、ホルモンのバランスが崩れることで、新陳代謝が悪くなり、ターンオーバー(肌の代謝サイクル)にも影響をおよぼします。

 

<肌に正しい乾燥対策>

しっかり睡眠をとる…「22時から2時は肌のゴールデンタイム」というのをよく耳にすると思います。これは以前、「成長ホルモンはこの時間帯に多く出る」といわれていたためです。しかし、近年の研究では、成長ホルモンは決まった時間に出るのではなく、「就寝後、最初のノンレム睡眠90分と、レム睡眠90分の合計180分間(3時間)」の間に多く分泌されることが判明しました。大切なのは、寝る時間ではなく、「寝始めてから3時間をいかに深く眠るか」なのです。

 

正しく入浴する…お風呂やシャワーは38~39℃くらいの温度に設定し、お風呂に浸かるのは20分程度に抑えましょう。タオルなどでゴシゴシこすらず、よく泡立てた洗浄剤を手のひらで伸ばすようにして洗いましょう。入浴後はすぐに保湿をして、肌が乾燥しないように注意しましょう。

 

乾燥肌を予防する食べ物を摂る…

ビタミンA→肌の健康を維持する(うなぎ、チーズ、卵、緑黄色野菜など)

ビタミンB群→肌や粘膜の健康を守る(卵、納豆、乳、かつお、まぐろ、肉など)

ビタミンC→肌の弾力を維持保湿に役立(柑橘系の果物、野菜やイモ類など)

ビタミンE→細胞を酸化から守る(ナッツ類、西洋カボチャ、アボカドなど)

 

肌の乾燥対策や予防には、化粧品などによる保湿といった外側からのアプローチと、食事や睡眠時間などの生活習慣を見直すといった内側からのアプローチが考えられます。 外側からのアプローチでは、保湿成分を含んだ化粧水やクリームを選ぶこと、正しい入浴方法で入浴し、肌の水分保持力を下げないようにすること、空気の乾燥する季節には部屋の加湿を心がけること。また、内側からの乾燥肌へのアプローチとして、良質な眠りをとれるような環境を整えること、良質なビタミンやタンパク質、亜鉛などの栄養を十分にとることです。

とり入れられる方法から少しずつ、肌の乾燥対策によい習慣を増やしていきましょう。

 

LiDeaより引用