2017年3月25日
「春バテに要注意」
厳しい冬が終わり、少しずつ春の陽気を感じられるようになってきました。
だんだんと過ごしやすい日になってきましたが、春は一年を通して昼と夜の気温の差が最も大きくなりやすい季節でもあり、その寒暖の差に体がついていかずに体調を崩しやすい季節でもあります。
なんとなく疲れやすい、イライラする、気分が落ち込む…等、
「夏バテ」ならぬ「春バテ」には要注意です。
春バテの原因
①気温・気圧・日照時間の変化によるもの
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、お互いに対照的な働きでバランスをとって、身体の調子を整えています。ところが、気圧の変化や寒暖差が激しいと、切り替えがうまくできなくなります。その結果、全身の血めぐりが悪くなり”なんとなく調子が悪い”という状態になります。また、日照時間が長くなり、これまで冬時間だった体内時計が乱れて、熟睡できない人も。さらに紫外線の量が増えるので、疲労感が出てしまうのです。
②ビタミン類の不足によるもの
ポカポカと心地いい春になると身体も目覚め、体内の活動が盛んになります。エネルギー源となる糖質の代謝には、ビタミン類が大量に必要になります。意識して摂らないとビタミン不足になり、春の体調不良につながってしまいます。
③生活環境の変化によるストレス
春は進学・就職・転勤など生活環境の変化が多いとき。慣れない土地での生活への不安、対人関係でのストレスなど、環境の変化によるストレスも、身体に思わぬ負担をかけてしまっています。
春バテの改善方法
自律神経が乱れると、身体が冷えてしまいがち。服は気温にならすように徐々に薄着をし、身体をあたためる食材を積極的に食べましょう。
<生活編>
・規則正しい生活をし、体内時計を正確に動かして自律神経の働きを整えてあげる。
・ウォーキングをしながら深呼吸をして、副交感神経の働きを促してあげる。
・自分の好きなことに没頭するなど、ネガティブな感情を溜め込まないようにする。
<食事編>
身体を温める食材や、鉄分を補う食材などがオススメです。
【温め食材】にんにく/ネギ/生姜/黒豆/ひじき/根菜 etc
【鉄分を補う食材】 小魚/レバー/しじみ/納豆/切り干し大根/ごま etc
これから過ごしやすい季節になるにつれ、お花見や旅行などの楽しい行事が沢山あるかと思います。
そんなときに体調不良で思い切り楽しめない・・・。なんて事が無いよう、体調管理に気をつけていただればと思います。
ABOUT&fiow 春の体調不良(春バテ)の原因と改善方法より引用