2017年3月24日
「満開の桜が心と体に与えるパワーについて」
「日本人に一番愛されている木」と言っても過言ではない花のひとつの桜。毎年3月の終わりから4月の上旬にかけて、全国各地で、お花見が盛んになります
気象庁は21日、東京都心でソメイヨシノが開花したと発表しました。平年より5日早く、開花宣言は全国で最も早く満開までは1週間から10日程度かかるそうです。 民間気象会社の予想では、3月に入って全国的に冷え込む日が多かったが、月末までに西日本や東海、関東で開花になりそうです。
お花見は楽しいだけでなく、満開の桜が心と体にさまざまな効果をもたらしてくれます。
桜の上品な香りの正体は、クマリンと呼ばれる物質。この物質にはたくさんの効能があり、抗菌作用、リラックス効果をはじめとし、桜の木は、フィトンチッドという香気成分を発します。この物質には殺菌作用があり、この物質を人間が吸い込むと、血中に溶け込み、脳のGABAA受容体の応答を強めます。この受容体の応答が強まると、興奮などが抑制され精神が安定するのだそうで、桜の香りには、リラックス効果があるのです。他にも鎮静作用、咳止め作用、二日酔い防止作用などが期待できるそうです。
花は見る人の心を和ませる。心理学者の内藤誼人先生によると、花は、見ている人の心をリラックスさせ和ませる。また、ミシガン大学の調査によると植物の多い地域は犯罪が少ないそうです。桜は日本人にとって、一番身近な存在です。桜が持つ嬉しい効果は、まだまだたくさんあるかもしれません。
群馬県の桜の開花予想日は4月1日。満開予想日は4月8日。見頃予想は4月7日頃から4月13日頃。人気の花見スポットは赤城千本桜、高崎観音山、妙義神社のしだれ桜が人気だそうです。機会があれば行ってみてはいかがでしょうか。
教えてgoo Study Hacker.より引用