2017年3月15日
皆さんは日々の生活に幸せを感じていますか?
国連が毎年報告している、世界幸福度調査によると、世界でもっとも幸福な国はデンマークで、2位は僅差でスイス、次にアイルランドと、上位の国の全てが北欧諸国であることが報告されました。ちなみに最下位は紛争が続くシリアとのことです。同調査によると日本は、世界157カ国中53位と、先進諸国の中では低い方です。世界の国の幸せ度は、
①経済的な豊かさ、
②社会的支援の充実度、
③政治やビジネスにおける汚職の少なさ、
④人生における選択の自由、
⑤健康寿命、
⑥寛容性
という6つの指標により国の幸せ度を表すことができるとのことです。
幸せの本質とは何でしょう?
お金や権力という「幸せの手段」をもっていても、誰にも愛されていない人は幸せではありません。病気に侵されて寝たきりでは幸せではありません。自分のやりたいことができなければ幸せにはなれないのです。経済協力開発機構(OECD)の調査によると人間の幸福を満たすのは物質ではなく、心の健康や人とのつながりだそうです。人生の満足度を向上させる最も重要な要素は、
①心の健康、
②パートナーの有無、
③肉体的な健康
という3つの要素が上位を占めています。
本当の幸せとは、
1)愛すべき人がいること、そして誰かに愛されることです。誰かとは妻や恋人、家族、友人を問いませんし、男性女性を問いません。また困った時に頼る人がいることです。人間とは、本能的に集団を作り、そして繁殖をするように定められた生き物なのです。一人で孤立して生きていても、決して幸せにはなれません。まずは誰かを愛すことから始めましょう。
2)自分のやりたいことを、思う存分にやることです。休日に身体が疲れで、休日は1日中寝ている人も多いかもしれません。休日に眠るために一生懸命仕事をしているわけではないはずです。
3)幸せになるためには、いつまでも健康でいることが重要です。
健康でいるためには
①バランスの良い食事、
②習慣的な運動、
③適度な睡眠
の3つの習慣が必要と言われています。幸せから遠ざける習慣が2つあります。それは、喫煙と過度の飲酒です。幸せに生きたければ、生活習慣に気を使い、タバコと過度の飲酒はやめましょう。
4)新しいことを始めることはあなた自身を成長させてくれ、人は幸せを感じます。自分自身を高める何か新しいことに挑戦をしてみましょう。脳科学では、新しいことに挑戦し、目標を達成することで脳内のドーパミンという幸せ物質が分泌され、人は大きな幸せを感じると言われています。ぜひあなたの生活にも取り入れてみて、幸せをつかみとりましょう。
『本当の幸せとは何か?人生をずっと幸せに生きるための5つの考えかた』より引用