2017.8.16
「夏の不調は「クーラー病」かも? 」
夏場は気温の寒暖差が屋外と屋内で差が激しく、クーラー病(冷房病)と言われる症状が現れ、冷えにより体調を崩される方も多いと思います。 職場では設定温度をなかなか変えられないこともあり、自分で対策を取って寒さから身を守るしかありません。
クーラー病とは
夏に冷房が効いた環境と外気温を行ったり来たりするうちに、体調不良になることです。
正式な病名ではなく俗語です。
クーラー病のメカニズム
体温調節に関わっている自律神経が、大幅な気温変化に対応しきれずにバランスを崩し、自律神経失調症状態になることが原因の一つです。 暑さによって体力が奪われ、睡眠が浅くなり、食欲も低下し…といった夏バテも加わって体調不良が起こるとも考えられます。
クーラー病の症状
以下のような様々な不定愁訴が挙げられます。
・冷え ・疲労感 ・だるさ ・むくみ ・肩こり ・頭痛 ・腰痛 ・腹痛 ・下痢 ・頻尿 ・不眠等
寒さから身を守る!クーラー病対策
・空調の設定温度を上げる
・外気温との差を5度以内にするのが望ましい。
・空調の風が直接体に当たらないようにする
・衣服で体温を上げる (カーディガン、スカーフ、靴下、腹巻などで、首・手首・足首を冷やさないようにしましょう。 )
・下肢の筋肉を動かす (足指を動かす、足首を回す、つま先立ちするなどの運動で下肢の筋肉を動かし、血行を良くしましょう。座りながらでも、立ち仕事中でも可能です。 )
・飲み物と食べ物を工夫する (飲み物は常温や温かいものを飲み、生姜や根菜類を積極的に食べる)
・規則正しい生活をする (朝には日光を浴び、夜にはパソコンやスマホのブルーライトを避けましょう。)
暑い夏から一転して涼しい夏へと変わってしまいましたが、体調管理には十分気をつけていきましょう。
ニフティニュースより引用