2017年3月18日

みなさんは最近、しっかり眠ることができていますか?起きた時に爽快感はありますか?
朝起きるのがツライ、起きてもなんだか疲れている…そんな場合はぐっすり眠ることができていない証拠。

 

「ぐっすり眠る」とは・・・よい睡眠は時間で決まる訳ではありません。体だけでなく、脳を興奮させずに鎮静化させることで、深い眠りにつくことができるようになります。あまり眠れない日が続くと、イライラしたり、記憶力が下がってしまったり、物事に集中できなくなってしまったりと、よいことがありません。では質のよい眠りを取るために、どんな食べ物を摂ったら良いのでしょうか。

 

眠りによい食べ物とは・・・落ち着きや心地よさ、満足感などを感じることができると入眠しやすくなるものです。そして、食事の中にも、よい睡眠のために、リラックスした状態を促してくれる食べ物があり、ぐっすりと眠るためには、できるだけそういった食材を摂ることが大切です。
例えば、脳内神経物質の「セロトニン」を形成するアミノ酸である「トリプトファン」は、脳を鎮静化させるセロトニンを形成することで、ぐっすりと、質のよい眠りを摂ることができるようになるのです。

 

<リラックスでき、眠りを誘う食べ物>

  • 脳を鎮静化させるセロトニンを形成する「トリプトファン」を摂るには・・・バナナ、乳製品(牛乳など)、大豆製品(豆乳、豆腐など)、魚介類、肉(鶏肉など)、米(玄米など)、豆、卵、ごま、ひまわりの種、はちみつ。
  • 脳がトリプトファンからメラトニンを作るのを助けてくれる「カルシウム」を摂るには・・・乳製品・大豆製品。
  • ストレスに強く、疲れにくくしてくれる「パントテン酸」を摂るには・・・レバー類・たらこ・干ししいたけ
  • 神経を鎮めたり、眠気を誘う「ラクチュコピクリン」を摂るには・・・レタス。
  • 神経細胞の興奮を抑える「GABA」を摂るには・・・発芽玄米や小魚、発酵食品、緑茶、チョコレート

 

普段、何気なく食べているものに、睡眠に効く食材があるのです。もちろん、食事をする時間も大切。食べたものを消化するために胃が活発になると眠れなくなるので、夕食は眠る3~4時間前に済ませておきましょう

 

「とりあえず寝よう」というのは卒業して、布団や枕の環境を整えたり、好きな音楽を聴いたり、アロマなど、自分が一番リラックスできる環境を探していくこと。そしてちょっと食を意識することで、ぐっすりと眠ることができ、朝も爽やかに目が覚める生活が送れるようになるかもしれません。

ウレぴあ総研より引用