2017年2月26日

ドライブの好きな人たちがよくかかる「ドライブ行きたい病」というものがあるそうです。男女ともにドライブがストレス解消の上位を占めているそうです。

ドライブが気分転換に効果的なのは、日常から離れて普段とはちがった場所で気分転換ができます。 人の身体は、普段味わえない感覚や体験をすると、ストレス発散できるようになっているそうです。それは、毎日同じパターンの生活サイクルで過ごしている自分に刺激が与えられるからだそうです。行った事のない土地の名物を、見たり食べたりする事で気分転換にもなり観光をするのもドライブの楽しみ方の一つです。また、「プライベートな空間が落ち着く」車は自分だけの空間なので、パーソナルゾーンを確保することで安心でき歌も歌え、車が個室ということは、大きな声で歌っても迷惑になることもないので好きな音楽を聴いたり歌ったりして気分爽快になれます。
車は便利でストレス解消のひとつにもなるモノではありますが前回の朝礼でもいいましたが高齢ドライバーの事故の割合が増え続けています。

立正大学の調査によると、「(自動車の運転で)事故を起こさない自信がある」と回答した人の割合は、年齢が上がるほど高くなるそうです。しかし、知らず知らずのうちに認知機能が低下していながら、それを自覚せずに運転を続けている可能性があり事故を起こすドライバーのなかには、自分の能力が低下していても、自覚が乏しい方が多く運転に関わる機能のなかで、とくに反射神経と認知機能は、どうしても年齢とともに落ちてきてしまいます。低下がある人ほど、自覚が乏しいということも言えるかもしれません。どうすれば運転能力の衰えに気づけるのか…。空間認識能力や注意力、判断力などを簡単に調べられるチェックシートがあるそうです。高知大学の上村医師が考案した「簡単チェックシート」 このチェックシートでは、「行き先・目的地を運転中に忘れる」「中央線・センターラインの不注意」「車庫入れ・枠入れの失敗」など、10項目を本人と家族がチェックし、たとえば、センターラインをはみ出したり、車庫入れが失敗するようになると、距離感を判断する前頭葉の機能が落ちて空間認知能力が低下している可能性があるそうです。
チェックシートでは自分に甘い運転者に多く、家族が同乗して点検し「チェック項目が多かったり、家族との認識にズレがあったりした場合や実際の運転行動で問題がある場合には、認知機能が落ちている、認知症かもしれないと考える必要があるかもしれないので、医師に早めに相談することが重要とされています。

いつまでもドライブを楽しみたいですが、老化には逆らえません。すべてのドライバーが安全に運転できるためにもまだまだ若い人もこのようなチェックシートは必要かもしれません。

これから暖かくなりドライブには快適な季節になります。気分転換にもなるドライブをいつまでも続けられるように安全運転に努めたいと思います。

参考資料:ストレス解消チャンネル クローズアップ現代より引用