不整脈
脈が異常に速くなる(頻脈)または異常に遅くなる(徐脈)、脈が不規則になる病気です。心臓は1日に約10万回規則正しく動いていますが、なんらかの原因で心臓の電気信号が乱れるために起こります。
症状
ドキドキ動悸がする、脈が異常に遅くなる、脈が飛ぶほか、めまいやふらつき、息切れ、胸の痛みが起こることもあります。また、強い動悸の後にそのまま失神する場合も見られます。
検査と治療
まずは、心電図で心臓の電気信号を調べ、心臓エコー検査を行うこともあります。多くの不整脈は治療を必要としませんが、1分間に400〜600回心臓がぶるぶると震え、脈が速くなる「心房細動」のように危険な不整脈もあるため、正確な判断がとても重要です。