2018.1.5
「戌年について」
戌年は干支の11番目です。戌は「滅」(めつ:「ほろぶ」)の当て字となっていて、字議に草木が枯れる状態を表しています。 犬は社会性があり、忠実な動物です。人との付き合いも古く、親しみ深い動物。
犬はお産が軽いとされることから、安産については「戌の日」が吉日とされています。
戌の干支の特徴として、“勤勉で努力家”とあります。
◯戌年の傾向
前年は酉年で「商売繁盛」や取り→採りと収穫を意味があり比較的良い意味の年でしたが、戌はその後になりますので収穫後の年になります。
地盤を守る、商売ですから守ってばかりでは商売にはなりませんが、アフターフォロー、リスクヘッジをすることで、既存のお客様を守りまたそれが信頼と商売へとつながっていきます。
安産、文字のごとくお産にも吉な年です。
新たに何かを産むという意味でもありますのでスタートの年としても良いのではないでしょうか。
勤勉で努力、「生まれついての非凡な能力なしには、いくら努力を積み重ねても第二のシェークスピアやニュートン、ベートーベン、そしてミケランジェロは生まれてこないだろう。だが、いずれにせよ、勤勉と努力がすばらしい成果を生み出すことはまちがいない。しかも天才と称賛される人物ほど、必ずといっていいくらいねばり強い努力家なのである。」というように、何かを生み出す年になりそうです。
〇守護本尊
干支には守護本尊がついていて昨年の酉は「商売繁盛」と言われていましたが何故かというと、守護本尊は不動明王で「病魔退散、家内安全、商売繁盛」が叶うとされていることからです。
では戌年はというと阿弥陀如来が守護本尊で「極楽浄土に導き、救済の力、滅罪、敬愛」の利益があると言われています。
ただご利益を待つだけでなく、戌年には勤勉で努力という意味もありますので、ご利益を自ら手繰り寄せるよう努力していきましょう。
〇桃太郎にひっかけて
申年、酉年、そして今年は戌年と鬼退治に向けて仲間が揃います。来年は亥年で突き進む為の準備期間とも言えるでしょう。戌年には勤勉な努力家という意味もありますので、知識を蓄えるにも最適です。
犬猿の中を酉もって暮れた昨年の酉年に感謝し戌年を乗り越えましょう。
スタートの年としても良いと言いましたが12年前の出来事を見てみると、
・携帯電話の番号ポータビリティ制度開始
・第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕
・神戸空港が開港
・表参道ヒルズがオープン
というように色々なことがスタート(産まれた)した年でした。
今年は、築地市場の移転も含め、色々なことが新たに始まります。努力を積み重ねた成果を粘り強く発揮するのにもとても良い年となるでしょう。新しい年が皆様にとって成果につながりますよう、自分も成果が出せるように努力していきたいと思っています。
届け心の架け橋より引用